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都会の喧騒と静寂。
なんだかいかにも青春の美しい1ページですね。リョータにも青春スーツ着込んでた頃があったと。思い返すと甘酸っぱいというより、甘じょっぱいような。

大人になるにつれ、夏の思い出はなんだか苦味が残るような気がします。甘苦い、ですね。
先日行った東京も、そんな気がしました。

毎日週間予報とにらめっこしても、30度を超えるのは確実だった今回の滞在は、暑さに体力を奪われることとの戦いでもありました。いつ行っても、東京のねっとりとした暑さには慣れません。
私が住む街も、北海道にしては破格に暑い地域ですし、ときには湿度の高い日もあります。でも東京のそれは質が違うんです。
身体にまとわりつくような、じっとりとした空気。ゴミやどぶの匂いが混じったような仄かな臭気。人混みから排出される人いきれが見えるようで、佇んでいるだけで眩暈がしそうでした。
って、こんなに言うと東京の人に叱られるかも。

東京近辺に居を移したいと考えている私にとって、この気候と空気が何よりのネックです。次に徒歩かな。田舎よりずっと歩きますしね。

これまでの数回に渡る上京で、いろんな街を見てきました。
一番多かったのは川崎、横浜。ってこれは東京じゃないですね。
六郷はちょっとピンポイントすぎですが、品川、新宿、渋谷、恵比寿、池袋、新橋、ってところでしょうか。
今まで、山手線の右側にはあまり行った事がなかったんですよ。右側って言い方で分かるのかな。それで今回は、浅草へ行ってきました。

前日の渋谷の人の多さにも疲れましたが、連休中の浅草はすごかったです。
わざわざお台場から水上バスに乗ったまでは、そうでもなかったんですけどね。ハチクロのワンシーンを思い出しつつ川上りを楽しんで、着いた浅草は本当に黒山の人だかりでした。場所柄外国人も多いですね。人がどやどやと流れているような仲見世で、連れにはぐれないよう必死でした。

元々、観光でもろくに歩けなくて、ほとんど見て回れないままになることが多いので、今回の浅草は人力車でざっとポイントを回ろうと最初から考えていました。
雷門前にたくさんいる車夫さんの中から感じのよさそうな人に話しかけて、コースを相談。1時間ほどかけて、少し離れた今戸神社を回り、浅草寺に戻ってもらうことにしました。
今戸神社って、沖田総司終焉の地って説がある場所です。千駄ヶ谷説もあるんですけどね。
プチ幕末ファンの私の強い希望で決めたコースだったんですが、興味深いことがありました。

浅草の駅前から浅草寺、仲見世とものすごい人混みなのに、人力車で(早歩きくらいの速度)15分も離れると、ごくごく普通の住宅街でした。本当に、つい目と鼻の先にあれだけの喧騒があるのに、公園があって学校があって、人影もまばらなくらい。今戸神社に至っては、訪問者は私たちだけ。なんとなく空気も他よりきれいな気がしました。
おかげで静かにお参りできましたけど。
今戸神社は縁結びとしても有名らしく、絵馬がまん丸でした。ご縁に角を立てないってことらしいです。ここで生まれたという招き猫の小さなお守りを買って帰りました。

浅草へ行った日はまだ涼しかったんですけどね。リョータに会った池袋は本当に暑かった・・・。
元々できるだけ暑さを避けるように過ごしているので、長時間暑さに晒されて汗をかき続けるってことが、ほとんどないんです。
おかげで自分への東京土産は、浅草で買った念願の新しい柘植櫛と、首の後ろにできたあせもです。
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by mukougishi | 2007-10-05 15:34 | emmie



へっぽこライターとシロウト小説家の七転八倒徒然草(てか起きろよ)
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