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夏の静止画
随分ご無沙汰でした。
友人関係でも「共同ブログ」が1つ立ち上がりましたね。ここももう少し更新のペースを上げていかねば…

さて「柔らかな景色」。実はあんまりないんですよね。ご期待に沿えず申し訳ない。
生まれた時からコンクリートに囲まれて育って来たもので。
で、大阪って日本にいくつかある都市圏の中でも際立って緑の少ないところなので、
あまり森とか林とか、そういった情景と触れ合ったことがないんです。

ただ鮮明に「映像」…こう書くと動画っぽいので「静止画」なら一個だけ。
えみはご存知の通り、ワシは女性大好きなんですけど、
思春期の頃はそれをあんまり表に出さない、出したくない、ダダ漏れでも悟られたくない…
要はムッツリスケベでした。
だから好きな子が出来ても、話すのにも苦労するし、会話にならなかったです。

そんなムッツリスケベなワシが、土曜の半ドンから家に帰る途中の、ある夏の日。
真っ白いセーラー服を着て、さらさらの黒髪をなびかせた女の子の後姿を見かけたのです。
確かその頃中1でしたから、きっと背格好から見て先輩だったでしょうか。
今だったらもっそい早足になって追い抜いて、その娘の顔を覗き込むでしょうが、
その頃はそんな根性もなく、ただその後姿の美しさに唖然としていました。

そこに流れて来た、風鈴の音。

もうこの「静止画」(SE入り)が、夏になると思い出されて来るんですよ。
特に今年みたいに記録的な暑さに見舞われた、町中を歩いていると…

昔から気の多い人間だったから、これも一種の片思いだったのかも知れません。
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by mukougishi | 2007-09-21 17:17 | ryo-ta
柔らかな景色。
気がつけば最後のポストが6月末・・・。もう夏も終わろうとしてますね。
このブログの存在を忘れたわけじゃないんですよ。RSSに鎮座してますし。ただ、仕事で文章書きに追われてるせいか、私文を書く意欲が湧かなかった・・・。申し訳ありませぬ。

さっきリョータと風景の話をしていたら、記憶のずーっと底の方に仕舞い込んでた古い風景が、紙芝居みたいにどんどん溢れてきたので、今日はそんなお話を。

いつまでも記憶に残ってこんな風に思い出されるのは、とっておきの思い出や旅行の景色ではなくて、日常生活でいつも見ていたものばかりです。

小さいころ、小学校の目の前に住んでいて、大きな道路を隔てて向こうに校舎が見える、公営住宅の公園でよく遊んでいました。学校のチャイムが時計代わりで、10歳くらいまでは毎日薄暗くなるまでそこで過ごしていたものです。
市内の反対側にある工場で働くパートのお母さんたちを乗せたバスが、学校前にやってくるのが夕方の5時半。それが帰宅の合図でした。

4つ並んだブランコ、最後まで一番上には登れなかったジャングルジム、色褪せたシーソー。
その公営住宅が再開発されると聞いて、5年位前に車でふらりと訪れました。
ブランコは相変わらずあったけれど、座る部分が樹脂製に変わっていました。誰もいなかったので、そっと座ってこいでみると、小さいころはうんと高くなるまでこいで、靴を飛ばして誰が一番遠いか、なんて競ったのを思い出しました。
あの頃と同じ夕焼けは記憶のままだけど、オレンジ色に染まる校舎の屋根の色は変わっていて、私ももう小さな女の子ではなくて。ブランコに少しだけ酔った気がするのが、ちょっと悔しかったな。

その後引っ越した家のすぐ隣が、最初の二年だけデントコーンという飼料用の背の高いトウモロコシ畑だった頃、二階の窓から見た景色や、初めて好きになった人と、手も繋げないまま歩いた帰り道。
彗星を探して歩いた堤防と、私を守ろうとしてくれた手。たった一度しか歩いていない坂道から見えたオレンジ色の木の実。小さなお店が立ち並ぶ長い商店街を抜けて、細い路地に居る猫たちを教えてくれた、背の高い人。

そんな自分だけの暖かい景色を、リョータも持ってますか?
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by mukougishi | 2007-09-05 21:46 | emmie



へっぽこライターとシロウト小説家の七転八倒徒然草(てか起きろよ)
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